4歳クラスのときに飼っていたカブトムシ(オスとメス)が赤ちゃんを産み、ほし組になってからも子どもたちは1匹の幼虫のお世話を続けてきました。
6月のはじめに土を替えた時にはサナギになっており、6月の後半にはついにカブトムシ(メス)として姿を見せてくれました♪
それからは、毎日大切にお世話をしていた子どもたち。7月には、クラスの友だちがオスのカブトムシを持ってきて、2匹のカブトムシを育てることになり、「オスめっちゃ元気!」と子どもたちは大盛り上がりで、ゼリーをたっぷりあげながら大切に育てていました。
しかし、8月の終わり頃「餌全然食べてない…」と気づいた子どもたち。数日後、オスは天国へ旅立ちました。「よく頑張ったね」と声をかけ、優しく土に埋めてあげる子どもたちの姿がありました。
その後、メスも天国へ行き「オスのお墓の近くに埋めてあげる!」とお墓を作り、見送りました。
どうして天国に行ったのかな?と話し合うと、
「たくさん生きたから!」「赤ちゃん産んだんかな?」という声が。
そこでみんなで虫かごの土の中を見てみると…
なんと!小さな幼虫たちが!!
「え!すごい!」「うれしい!!」と大興奮の子どもたち。
数えてみるとなんと22匹もの赤ちゃんが生まれていました!!
悲しい気持ちを乗り越え、新しい命の誕生を喜ぶ子どもたち。
この経験を通して子どもたちは、生き物への興味関心をより一層深めると共に、命のつながりや、命の大切さを改めて感じることができたようです。
「今の虫かごはカブトムシこども園だね!」「虫かごをカブトムシ小学校にするぞ!!」と意気込んでいる子どもたちです!